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Adriatic Sea

"Adriatic Sea"

イタリアのファーノ(Fano)という
アドリア海沿いの小さな街
数年前にそこへ訪れたときのこと。

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どこまでも青く澄んだ海。

暑い昼間はビーチでのんびり過ごし
夕暮れ時になるとアペリティーボを楽しみます。

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少し高台にあるピッツェリアの
海の見える広いテラスでいただいた
カリカリのピザが忘れられません。
*写真がなくてごめんなさい。

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そして食後酒のあとは浜辺を散歩。
ゆったりとした1日が過ぎてゆきます。

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ヴィンテージの涼しげなガラスビーズを
眺めていたらそんな夏の日を思い出しました。

みなさまの夏が素敵なものになりますように。
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Art Nouveau in Riga!

info: Matildaの作品をiichiさんcreemaさん にて出品始めました!

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アルベルタ通り8、1903、エイゼンシュテイン

ラトビアの首都リガの新市街は
アールヌーボー建築の宝庫。

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アルベルタ通り2a、1906、エイゼンシュテイン

リガの建物の40%が
アールヌーボー様式だと言われていて
総合すると800戸以上あるそうです。
他のどの都市より多いようですね。

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アルベルタ通り6、1903、エイゼンシュテイン
美しい赤レンガ

特にアルベルタ通り
エリザベテス通りと
その周辺に集中しています。

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美しい楕円の窓
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ライオン
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メデューサ
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アルベルタ通り4、1904、エイゼンシュテイン

この辺りで一番多くの建築を残しているのが
ミハイル・エイゼンシュテイン(1867-1921)。
ユダヤ系ロシア人で
サンクトペテルブルクの大学で学び
リガで建築家として活躍。

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これらのエイゼンシュテインの建築は
見てそのままですが
デコラティブ(装飾的な)アールヌーボー
と言われます。

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スターウォーズに出てきそう
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これは本当に衝撃でした
エリザベテス通り10b、1903
エイゼンシュテイン

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エリザベテス通り33、1901
エイゼンシュテイン

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ストレールニエク通り4、1905
エイゼンシュテイン

1905〜1911年頃ラトビアでは
ナショナル・ロマンチシズムという
アールヌーボーの一つの流れが
広まります。

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アルベルタ通り12、1903
ペークシェーンス、ラウベ
現在博物館

エイゼン・ラウベは
ラトビア人建築家で
主にナショナル・ロマンチシズム
のスタイルで知られています。

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アルベルタ通り11、1908
ラウベ
ナショナル・ロマンチシズムの
代表作

こんな装飾的な建物に
囲まれて生活するって
どんな感じなんでしょう?

エストニア・タリン旅行3

info: 飯田万綾×Lucy & Matilda・二人展
2013.7.25(thu)-7.29(mon) @ L'objet qui Pepie

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タリン観光2日目
また旧市街をぶらり

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「オルデ・ハンザ」で昼食
こちらは全て中世を再現
内装もスタッフの衣装も
もちろんメニューも。

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生者と死者が踊る様子を描いた
「死のダンス(Surmatants)」
が展示されている聖ニコラス教会

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入り口

月曜日も火曜日もお休みで
中に入れず。。
残念でした。。

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鐘楼

続いて聖霊教会。
ピック通りに面したこの時計は
1684年製。

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タリンには
お土産物屋さんがたくさん。

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やはり手仕事を大切にしていて
工房兼ショップが集まる一画が
いくつかあります。

中でもヴェネ通りの
カタリーナ・ギルドと
職人の中庭(Meistrite hoov)
がよかったです。

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そんな職人の中庭の奥にある
Pierre Chocolaterieで休憩。

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やっぱりほっとチョコレートでしょ
と言われ、その通りに。
これは間違いない。

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内装もごっちゃりお洒落系で
とても好きな感じでした。

さて翌日は、早朝のバスで
ラトビアに移動です!




テーマ : 異文化を楽しむ!
ジャンル : 海外情報

エストニア・タリン旅行2

info: Matildaの作品をiichiさんcreemaさん にて出品始めました!

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さて二日目、操り人形博物館へ。
人形劇場に併設されています。

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世界の操り人形を集めた部屋は迫力。
人形作りの工房もあり、
職人の手作業が見られます。

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それではお城や展望台のある、
トームペア(Toompea)という丘へ。

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展望台からの眺め。
よく見るタリンの景色、
雪がつもってるバージョン。

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高級感のある街並み。

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遠くに見えるのは
アレクサンドル・ネフスキー聖堂。
1901年に支配者の帝政ロシアにより
建てられたロシア正教教会。
街並みとはあまり調和していませんが
沢山の人が真摯にお祈りしていました。
帝政ロシアとソ連による長い支配。
その名残とも言えるこの聖堂。
そこには複雑な心境もあるそうです。

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しばらく進むと、、

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大聖堂が。
1219年にデンマーク人が建設。
1684年に大火災により一度消失。
約100年かけて現在の教会が再建。
教会であると同時に”墓所”でもあります。

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トームペア城(裏側)と
のっぽのヘルマンと呼ばれる塔。
13世紀前半に建てられた騎士団の城。
支配者が変わるたびに改築され、
今の姿になったのは18世紀後半。
政府の一部と国の議会が城内にあり、
お城というより宮殿に近い外観。
塔は15世紀当時の姿を留めています。
このお城の目の前に
先ほどのロシア正教協会があり、
その事もまた複雑な心境を生み出しているようです。



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エストニア・タリン旅行

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少し以前の、そして真冬のお話になりますが、
2月始めにバルト3国に行きました。
駆け足で首都を巡っただけでしたが
旅の様子を少しご紹介します。


2月4日、タリン国際空港に到着。
空港から2番のバスで旧市街へ。
まず宿にチェックインします。

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テレビの置いてある公共スペース。
壁紙がかわいい!!

節約旅行なのでユースホステル。
普段は4〜6人部屋を予約しますが、
ここは安かったので1人部屋を予約。
でも今日は空きがあるからと、
2人部屋を1人で使えることに。
ラッキー☆

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さっそく旧市街をぶらり。
全体的にパステルカラーの町並み。
上の写真は比較的新しい建物でしょうか。
手前の美容院?がかわいい。。

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宿の近くにあるホテルの地下でランチ。
この石造りな感じが中世ぽい。

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頂いたのは野菜のスープ。
北欧から東欧にかけてよく食べられる
ライ麦パンも出てきました。
黒くて噛みごたえがあって酸っぱい。
でも素朴でなんだかおいしい。

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タリンでは雑貨屋さんに期待。
上の写真のように壁からして良い。
地下がお店になっているところが多く、
階段がまたかわいい。

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旧市街はやはりお土産物屋が多い。
民族衣装の生地を使ったポーチ、
その柄を模したマグカップ、
リネン、ウール、フェルトの製品、
などなど。

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でもわたしが注目したのはここ↑。
4人の陶芸家さんが集まり、
共同で工房とお店を経営しています。
「作家」としてものを作り販売する。
やはりそれは応援したくなります。
マグカップ購入させてもらいました。

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散策に戻ります。
旧市街にはあちこちに中世からの住宅が。

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これは15世紀に建てられた商家。
三人姉妹と呼ばれています。
建物の上部にクレーンが設けられ、
屋根裏の倉庫に物品を引き上げていたそう。
今はホテルになっています。

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こちらはラエコヤ広場にある旧市庁舎。
中に入れるけど節約旅行のためパス。
「市民の間」と「議会の間」があり、
トリスタンとイゾルデの浮き彫りや
15世紀のタペストリーがあるらしいです。
ちょっと見たかった。。

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こちらも中世の建物。
寒い国で暗くなってくると
窓の明かりがとても優しくて
暖かい雰囲気になりますね。

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暗くなったのでお茶の時間。
店内もノスタルジックないい雰囲気。

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ゆっくりと、
バルトの国巡り初日の夜がふけていく。

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プロフィール

Tomoko

Author:Tomoko
Lucy and Matilda
バイヤー兼デザイナー。

古いものが大好き。
アンティーク、ヴィンテージ
について日々勉強中です。。

オフィシャルHPにて
イギリス、ヨーロッパの古いもの
古いパーツを使った
オリジナルアクセサリーを
ご覧頂けます。
ぜひ遊びにいらしてください!

(下にリンクあります)

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