世紀末の妖美

ああ!お前はその口に接吻させてはくれなかったな、ヨカナーン。
さあ、今こそ接吻を。
お前の口をこの歯で噛んでやろう。熟した果物を噛むように。
from salome 06
The climax

サロメです。

1891年に出版されたオスカー・ワイルドの「サロメ」。
オーブリー・ビアズリーにより妖しく美しい挿絵が描かれました。

from salome 02
The Eyes of Herod

世紀末美術。

ビアズリーの作品にぴったりくる言葉だと思います。
ひとつの世紀が終わる。それにより何かが起こる予感がする。
それは人々を不安にさせる何か。。

from salome 05
Stomach Dance

美しい。
けれど、どこか不安を感じさせる美しさ・・

from salome 04
Peacock Skirt

この、孔雀柄のマント!(ドレス?)
模様といい曲線といい、どきどきします。
こんな雰囲気を醸し出せる服、見つけたい!

from salome 03
John and Salome

この蝶の模様もたまらないですね。
これは少し着物のような雰囲気があります。
ちなみにワイルドは「あまりに日本的だ」という理由で
ビアズリーの挿絵があまり気に入らなかったそうです。
わかってないなぁ・・なんて、エラそうな事をつぶやいてみたり。

from salome 01
Dancer's Reward

ああ!ついにお前に口に接吻したぞ、ヨカナーン。接吻したのだ。
お前の唇は苦かったが、血の味だろうか・・?
いや、きっと愛の味なのだ・・。

あの、、グロいのはわかっています。
でも、どこか惹き付けられるような美しさを感じます。
そしてマントの内側がお花柄(薔薇?)なのがなんともかわいいのです。
ポイント高し。

世紀末の妖美。
最近のお気に入りです。
今回はビアズリーによるサロメの挿絵でお伝えしてみました。
次回があるのかはわかりませんが・・


ちなみに「サロメ」からの引用部分は
アルフレッド・ダグラス卿の英訳版を勝手に翻訳させていただきました。
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ジャンル : 学問・文化・芸術

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No title

サロメだー。ビアズリーだ。
ビアズリーはこの作品でしか知りませんが、このサロメの作品と似合いすぎてる挿絵に釘付けになりました。
決して私好みの作家というわけじゃないんですが、このストーリーにこの人以上にこの話の美しさと雰囲気を表せる作家がいるんだろうか、と思います。

Re: No title

madさん

コメント頂いていたのに気づいていなくてすみませんでした・・!!
ほんとに、この挿絵の雰囲気はまさにサロメですよね。
わたしも釘付けになりました。


プロフィール

Tomoko

Author:Tomoko
Lucy and Matilda
バイヤー兼デザイナー。

古いものが大好き。
アンティーク、ヴィンテージ
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ご覧頂けます。
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